花粉症奮闘記 その5 ~ 舌下免疫療法の費用は? ~

saruoです。

前回の続きです。

今回は、舌下免疫療法の「治療の流れ(まとめ)」と「費用」について、書きたいと思います。

 

治療の流れ(まとめ)~治療における通院について~

まず、病院に行ってから、どのように診察を繰り返していくかについて書いておきます。

・初診

一般的には、花粉症の血液検査がメインです。当日、検査結果が出る病院では、そのまま、舌下免疫療法の説明と意思確認に入ります。この日から治療開始をする場合には、最初の薬「シダトレン」(ボトルタイプA 1本)が処方されます。私の場合は、別の病院で検査した結果を持ち込んだため、血液検査は行いませんでので、この日に薬が処方されました。(検査結果が数日後でなければ出ない病院の場合には、後日、検査結果と薬の処方となる場合があります。)

・最新(血液検査の結果が後日の方)

花粉症の場合には、ここで薬が処方されます。

・再診(最初の処方から1週間後)

「増量期(最初の2週間)」については、1週間毎に通院します。問診と口の中の状態を診察し、更に濃度の濃い薬が処方されます。(ボトルタイプB 1本)

・再診(最初の処方から2週間後)

特に問題が無ければ、同じように問診と口の中の状態を診察し、薬が処方されます。この日から「維持期」に入ります。以降、同じ濃度と量の薬が処方されます。(パックタイプ 日数分※1日1パックです)

以降、問題が無ければ、薬が無くなったら、病院に行って診察と薬の処方を繰り返すだけです。

医師によって、どのくらいの周期で診察を入れるのかは、その人の状態にもよるので、明言はできませんが、私の場合、最初の2カ月は、新薬扱いであったために、14日の処方日数制限がありましたので、2週間おきに通院していましたが、その後、日数制限が解除されたので、以降は、28日サイクル、今では、42日サイクルと段々と伸びています。現在維持期のシダトレンについては、約2か月分の処方が可能なようです。

 

舌下免疫療法の費用

やはり費用は、気になりますよね。ここもよく聞かれるので、書いておきます。

ここで公開する費用は、私が約2年間治療を行った費用の総額です。

 

 総額 約50,250円(診察費+薬代)

 

私の場合は、初診時の血液検査費用については、別の病院で行ったため含まれていません。実際には、+3,000円位にはなると思います。

最後に

最後に…。

今回紹介した費用については、病院により多少変わると思います。また、その方の状態によっても変わると思いますので、あくまでも参考として捉えてください。

また、効果については、個人差がありますので、その点だけ十分ご理解していただいたうえで、ご自身の判断で治療を開始されるようにお願いします。

花粉症で長年辛い思いをしている方に、少しでも情報を提供しようと思い書きました。今後、舌下免疫療法を始めようと思う方の参考になればと思います。