バタ子(ショウリョウバッタ) その後

saruko🐵です。

チビが幼稚園でもらってきたショウリョウバッタのその後の話です。

 

次の朝、このまま飼うか逃すかをチビに聞いてみたところ、「飼う」と言う返事だったので、とりあえず餌を探しに行くことになりました。

うちにあった絵本によると、好物はエノコログサ(いわゆるネコジャラシ)らしいので、エノコログサを探しに近くの公園へ。

※ちなみに、この絵本の主役はトノサマバッタですが、エノコログサを食べているシーンにはショウリョウバッタも登場しています。

 

 

公園に着くと、これでもかと言わんばかりにエノコログサがボウボウ生えています。

よく見るとショウリョウバッタがいるわいるわ。

大人気レストランですか、ここは!( ̄O ̄;)

とりあえず、これが餌なら文句なさそうです。

これで餌代は浮いたなと安心しつつ、採取。

 

当のチビ本人はというと、いっぱいいるバッタにビビって草に触ろうともせず、「もう帰ろうよ」とか言い出す始末。

「バッタさんお腹空いちゃうから一緒に採ろうよ」と言っても絶対手を出さず、「今日も楽しかったね〜」とか適当なこと言って既に公園出口に向かってるし。

おいおい。まだ朝ですし。今来たばかりですし。(; ̄ェ ̄)

 

仕方なく1人で採取。

早速、バッタに与えてみると最初は全く見向きもせず、相変わらずの出せ出せオーラ。(; ̄ェ ̄)

チビも自分で採ってないくせに「食べていいよ〜(⌒▽⌒)」とか偉そうに言ってるし。

カゴに入ってれば平気なんだな。ビビリめ。

見られていると食べにくいのかしらと思ってしばらく放置してから見に行ってみると。。。食べてます食べてます!(≧∇≦)

サクサクモリモリ食べてます!

良かった〜(*´∇`*)

 

 

「バッタさん、ご飯食べてるよ!」と言っても、チビはテレビに夢中で特に興味なさそう。(; ̄ェ ̄)

私はその後もご飯足りてるかなあとか気になって何度も見に行っているうちに、なんかだんだん見慣れてきました。

ショウリョウバッタって結構マヌケな顔してるし、苦手だった虫ながら、なんとなく愛着もわいて来たりして。

測ってみると、本体8cm、触角が2cmくらいあって、このサイズだとどうやらメスらしいです。

じゃあ名前は「バタ子」ってことで。(笑)

 

昆虫の中では世話も楽そうだし餌もタダだし、チビが虫に慣れるためにも飼ってもいいかなあと思い始めていたんですが。。。

 

調べてみると、どうやら今は繁殖時期のようで、卵産んだらお腹ぺたんこになって割とすぐ死んじゃうそうなんですよ。(;ω;)

バタ子はお腹膨らんでないし、妊婦ではなさそうです。

越冬はしないっぽいし、このまま1人で閉じ込めて子孫を残す機会を与えないまま死なせるのは同じ女として偲びないし、もし既に出産済みだったら残り少ない命をせめて外でのびのび過ごしたいだろうなあ。(;ω;)

 

チビに、「このまま飼うんだったら、ご飯あげたりお部屋掃除してあげたりしなきゃいけないけど、出来る?」と聞いてみたところ、素直に「できない」と返答。

「じゃあ、可哀想だからお外に逃がしてあげようか?」と聞いたら、これまた素直に「はい」とのことだったので、エノコログサがいっぱい生えている公園に放してあげました。

 

バタ子、頑張れ!

精一杯生きろよ!

 

そして、チビ。

もう少し虫に慣れろよ!